『怯える』
怯える

作品紹介
昨年『オトシモノ』(松竹配給、沢尻エリカ主演)でメジャーデビューした古澤健監督の、映画美学校第1期フィクション・コース初等科修了制作作品。加害者と被害者の両面を生きる若者を主人公にした、異色のサスペンス映画。

CAST
鈴木卓爾、長門かおり、太田ゆき江、高橋洋、花本ちなみ、下田温泉

監督・脚本:古澤健
【1998年/16mm/34分】
クレルモンフェラン国際短篇映画祭招待作品
 



1972年生まれ。高校時代より8ミリ映画を撮りはじめ、『home sweet movie』で、1997年PFFアワード脚本賞受賞。
同じ1997年に映画美学校第一期入学。映画美学校のカリキュラム内で製作された『怯える』(98)を監督・脚本し、1999年にクレルモンフェラン国際短編映画祭(仏)に招待される。
その後黒沢清監督『回路』(01)、瀬々敬久監督『RUSH!!』(01)、青山真治監督『月の砂漠』(02)などで演出助手を務める。また瀬々敬久監督『超極道』(01)、黒沢清監督『ドッペルゲンガー』(02)では脚本を担当。2004年に「映画番長」シリーズの1本『ロスト★マイウエイ』を監督し劇場公開された。
2006年には、初のメジャー系監督作品となる『オトシモノ』が公開された。
また著書として長編小説『ドッペルゲンガー』(竹書房刊)がある。