1936年神奈川県生まれ。
60’年に大映東京撮影所の撮影課に入り、64’フリーとなる。
68’年《かない勝丸プロダクション》を結成。
翌年から隔年で『無人列島』、『GOOD−BYE』、『王国』の《微笑(わら)う銀河系・三部作》を自主製作・自主上映〜〜インディーズ・シネマの草分け的存在となる。
その後、TVドキュメンタリー番組等の演出をしながら映像による詩歌集・『時が乱吹く』などを発表。最新作・『スーパードキュメンタリー前衛仙術』(’03)は第50回オーバーハウゼン国際短編映画祭で国際批評家連盟賞を受賞〜〜更に第53回オーバーハウゼン映画祭では《金井 勝の回顧展》が開催された。

現在、イメージフォーラム映像研究所等で後進の指導にあたっている。
著書に「微笑う銀河系」(れんが書房新社)がある。
金井勝監督
line
『無人列島』
無人列島
少年時代からの体験や妄想と、日本の(将来を含めた)戦後史とを、癌だらけの蝿のように編んだ映画―これは悪夢か、はたまた現実か?日出国が走る!

CAST
串田和美・河西郁子・ゼロ次元 他

スイス・ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ (’70年)
【(「微笑う銀河系」三部作・人の巻) ’69年 35mm(※当イベントでは英字幕付ビデオ版上映になります) モノクロ 55分】
line
『GOOD-BYE』
Good-Bye
日本人の血の流れを求めて戒厳令下の韓国ロケを決行!
それまでにない鮮烈なドラマが緊張感の中におかしみを滲み出させて、貴方のハートを撃つ!

CAST
松井康子・むささび童子・金井勝 他

【(「微笑う銀河系」三部作・地の巻)  ’71年 16mm(※当イベントでは英字幕付ビデオ版上映になります) モノクロ&カラー 52分】